同情される、可哀相な被害者でいたかったんだ。傷つけられた側でいたかったんだ。
違うと思うものを批判するより、周囲とぶつかって自分を貫き通そうとするより、その方が楽だったから。

きっと誰より一番ずるいのは、わたし。



2005/03/14



どんなひとだったの、ときかれるとうまく言葉が出てこなかった。 他愛のない会話やいくつかの情景がきれぎれに浮かぶだけ。
その人の笑顔を見ているのが好きだった。それが自分に向けられているものじゃなくてもそうだった。



2005/04/01




今更、やめにしてもいいだろうか。嘘をついていたのだと、言える段階はとうに過ぎてしまっている。 きみがどれだけ傷つくか、傷つけたことで自分がどれだけ傷つくか、ありありと予想できてしまう。
全部が嘘なわけじゃなかったよ。ただ、わたしがあげたもの、きみが受け取って喜んでくれたもの、 その中のひとつ。きみが今も大事にしてるそれは、嘘でできているの。



2005/04/09




わたしの変化に、もしかしたらわたし以上に敏感だったあなたはもう、いなくなった。 今頃あなたの隣には、あなたが前にわたしにくれたような優しさを、一身に受けている人がいるのでしょう。
いっそ何も考えられなくなるくらいに消耗してしまえばいいと思う。 真っ黒で、どろどろした感情の中にいる自分を、知らずにすむから。



2005/04/11




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