fragile(桜井亜美)/幻冬舎文庫

 わりとうすい上に、蜷川実花さんの写真もたくさん入っていたので、すぐに読んでしまいました。 冒頭部分を読んだときに、結末はある程度予想できたのだけれど、でも ・・・その時々の気持ちの描写が、すごくきらきら光ってる感じがします。

生き続けたくないのに、死ぬことへの恐怖は捨てられない。そんなばかげた矛盾に金縛りになってた。(本文P37)

「俺、ほんとは一人が淋しいんだけど、誰かが俺のことを好きになってくれると、そいつを傷つけたくなくて、 そいつのことばっかり考えるようになる。だから、一人が嫌いだけど、一人がいい」(本文P43)


読了日:2004/08/08


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