チルドレン(伊坂幸太郎)/講談社

 私にとって初の伊坂幸太郎作品。
 実は前半はあ、ちょっと自分には合わないかも、と思っていたのですが、 それぞれの話のつながりが見えてくる後半から楽しく読めました。5つの短編すべてに登場する男性・陣内は、 屁理屈で人を振り回すし発生していない問題を解決しようとするし自分が間違っているとは決して認めないし、 悪く言おうと思えばどこまでも悪く言えるのですが、ときたま周りがはっとするような筋の通った発言をしてくれますね。 それをあっさり自身の言動で覆しちゃったりもするのですが、やっぱり憎めない。
 永瀬と優子、犬のベスとの関係も、ほのぼのしていてなんだか癒されます。


読了日:2004/07/15


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